血圧は何度測っても構わない、いちばん低い数値が本当の血圧

By | 2016年8月16日
Pocket

これは主治医から聞いた言葉ですが、血圧は何度測っても構わないし、そこで出たいちばん低い数値が本当の血圧と考えてよいそうです。白衣高血圧症にとってはうれしくなる言葉です。

健康診断だと、2回目が1回目より下がるはずというプレッシャーから逆に上がることもありますが、自宅や通い慣れたクリニックだと、何度か測ったほうが下がるのではないでしょうか。すぐに2回目を測るのではなく、少し時間を置いたり、会話を挟んだりすると、気分転換になって下がることが多いように感じます。

健康診断はこの点が全く配慮されておらず、集団を流れ作業で測定していきますので、私の場合は1回目と2回目があまり変わりません。健康診断や人間ドックでは、血圧測定はコースの最初のほうに設けられていることが多いと思いますが、その後の検査を一通り受けて落ち着きを取り戻し、「ここでもう一度測ってほしい」と思ったことが何度もあります。

白衣高血圧症の方は、落ち着いてから測れば、きっと低い数値になるはずです。それが本当の血圧なのです。健康診断では、緊張して正しく測れないだけなのです。